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News

2018.4.4
= 介護保険最新情報 Vol.636 =

生活援助の新研修、最大半分まで通信学習が可能 旧3級ヘルパーなら短縮も


厚生労働省は3月30日、訪問介護の生活援助の担い手を育てるために今年度から新たに導入する新研修(生活援助従事者研修)について、詳細を明らかにする通知を発出した。
 
介護保険最新情報Vol.636
 
カリキュラムはトータルで59時間。受講者の負担を軽減する観点から、このうち29時間を上限に通信学習による実施を認めるルールとした。実際にどれくらい通信学習で行うかは、実施主体の事業者や都道府県などが定められる。介護職員初任者研修(130時間)を受ける場合は科目の読み替えが可能、との認識も改めて明示。重複する内容を省略でき、残りの71時間のみ済ませれば修了したとみなすとしている。
 
人材の裾野を広げてマンパワーの確保につなげていく −− 。新研修を創設する国の狙いだ。厚労省は2月にカリキュラムの案を公表。パブリックコメントの手続きにかけていた。それが今回の通知で正式に決まった形だ。「こころとからだの仕組み」と「生活支援技術」で24時間、「老化と認知症の理解」で9時間、「尊厳の保持・自立支援」で6時間などとされており、案の段階から基本スキームに変更はない。
 
今回の通知には、他の研修を終えた人を対象に新研修の課程の一部を免除することができる、とも記載された。都道府県の判断により、認知症介護基礎研修の修了者は56時間に、旧3級ヘルパー研修の修了者は47時間に、新たな「入門的研修」の修了者は43時間に短縮することを認める(本来は59時間)。このほか、特別養護老人ホームなどで介護職員として一定期間にわたり働いた経験のある人も一部免除が可能。その人のキャリアなどを総合的に勘案し、都道府県が妥当性を判断する決まりとされている。

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