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Technology

2018.4.25

通所介護の送迎業務をAIで効率化 パナソニックが開発 最適ルートを自動提案


《 パナソニック(国際福祉機器展で撮影)》

通所介護の送迎の効率化を支援するクラウドサービスをパナソニックが開発した。
 
その日の条件や利用者の情報などをもとに、人工知能(AI)が合理的な送迎計画を提案。車内のカーナビを通じて最適なルートを案内する。到着・出発時刻の記録もワンタッチで済む。事業所に戻れば、送迎実績の日報の原案が自動で作成されている。近く販売をスタートし、グループで経営する拠点をはじめ普及を図っていく。国内の自動車メーカーなども同様のシステムを売り込んでおり、この分野も競争が激しくなっていきそうだ。
 
通所介護が送迎に費やす労力は大きい。毎日のように行う極めて重要なサービスで、付随する関連業務も少なくないため手間と時間がかかる。運転手の経験に依存する部分が多く、危険も伴うため初心者にすぐ任せられる仕事とも言えない。
 
パナソニックが開発したのは「ドライブボス」。一連のプロセスを自動化し、誰でも簡単にこなせるようにするソリューションだという。パナソニックはそのメリットを、「浮いた時間を本来のケアサービスの充実にあてられる」「地理に不慣れな女性でも安心して運転できるため、働くママさんの雇用がしやすくなる」などと説明している。
 
今日は小林さんがお休み、田中さんはいつもより30分遅く、伊藤さんは車いす、高橋さんと佐藤さんは仲が悪い…。
 
AIはそうした情報も勘案して最も良い順番やルートを選定する。送迎計画はカーナビに配信。今どこで何をしているのか、事業所にいる職員はパソコンを通じてリアルタイムで把握できる。到着時間を気にする利用者からの問い合わせにも、事業所で一括して対応することが可能だ。急に必要となった計画の変更や指示は、カーナビにメッセージを送って速やかに伝えられる。緊急運転の発生時に、管理者にアラートメールを自動で送信する機能もある。

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