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News

2018.3.30
= 介護保険最新情報 Vol.631 =

高齢者への虐待、要因の分析や事後の検証を 取り組み強化を要請 厚労省


厚生労働省は28日、高齢者に対する虐待を防ぐための取り組みを強化するよう都道府県などに通知した。今月9日に公表した全国調査の結果を踏まえた措置。介護保険最新情報のVol.631で周知している。
 
介護保険最新情報Vol.631
 
2016年度に高齢者への虐待をどれだけ把握したか? 全国の自治体からの報告を集計した今回の調査結果によると、介護施設・事業所の職員が加害者となったケースは452件。前年度から44件増えて過去最多を更新した。家族や親族などによる虐待は1万6384件。前年度より408件増加していた。相談・通報の件数はこれまでで最も多かったという。
 
厚労省は通知で、地域の実情に合った取り組みを検討・実施するよう要請。虐待の要因や傾向を分析し、その結果を踏まえて対策を打っていくことが有効だと助言した。さらに、全国のデータと自分の自治体のデータを比較するよう指示。相対的に不十分なポイントを見出したうえで、必要な体制の整備などに努めるよう促している。
 
また、被害を受けた高齢者が死亡してしまうなど特に深刻なケースについて、事後的な検証を行うよう指導。早期発見、未然の防止につなげていくよう求めた。深刻な事案の特徴などをまとめた冊子を近く送付すると説明。対策を立案するプロセスで参考にするよう呼びかけている。

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