広告
広告

Report

2018.3.19
= 社保審福祉部会・福祉人材確保専門委 =

ニーズの複雑化・多様化に対応 社会福祉士の養成カリキュラム見直しへ報告書


社保審福祉部会・福祉人材確保専門委 16日
《 社保審・福祉部会 専門委員会 16日 》

社会福祉士の養成カリキュラムの見直しに向けた協議を進めてきた厚生労働省の専門委員会が16日、その方向性を描いた報告書をまとめた。
 
介護や障害、子育て、生活困窮といった既存の分野を超えた支援を展開する「地域共生社会」を牽引するなど、これから求められる役割を担えるように内容を充実させると明記。ますます複雑化・多様化していくニーズに対応する観点から、幅広い関係者と調整しながら協働体制を作る素養などが身に付くようにする方針を打ち出した。
 
カリキュラムの詳細は来年度に検討する。1年間の周知期間を経て、2020年度から教育現場に導入してもらう計画だ。
 
社会や地域、人々の意識が変化してきており、既存の制度では対応が難しい様々な課題が顕在化しつつある −− 。報告書の基本的な問題意識だ。社会福祉士にはソーシャルワークの専門職としてさらに活躍して欲しいと記載。具体的には、
 
○ 外部からは見えづらい個人・世帯が内在的に抱えているニーズの発見
 
○ 地域のアセスメント、地域全体として解決が望まれる課題の特定
 
○ 分野横断的な支援体制づくり、地域づくり
 
○ 必要なサービスや社会資源が存在・機能しない場合の新たな社会資源の開発
 
○ 地域住民のエンパワメント
 
などが期待されるとし、これらを実践する力が備わるようにカリキュラムを改めるべきとした。
 
また実習・演習について、「職場の業務内容の学習にとどまっている場合もある」と指摘。実施方法や内容の改善を図る考えを示した。地域の課題と主体的に向き合う優良なNPOを新たに認めるなど、実習を行う施設の範囲の拡大も検討していくとした。

広告
広告