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Report

2018.3.19

【医療・介護連携】「医師の懐の深さが重要」 内閣官房・唐澤総括官


講演する唐澤総括官
《 唐澤総括官 16日 》

東京ビッグサイトで16日まで開催されていた介護業界の展示会「CareTEX 2018」で、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の唐澤剛地方創生総括官が講演した。
 
高齢者の在宅生活を支えるうえで欠かせない医療と介護の連携をいかに強化していくか? そうした文脈の中で、「コミュニケーションが大事、たまには主治医の先生に意見を言いましょう、なんてケアマネジャーに言っても現実的にはなかなか難しいですよね。実際はそんなこと簡単にできません」と指摘。「やっぱりお医者さんの方から促してくれないと。他職種に色々と意見を言うように勧めて頂きたい。うまくいっているところには、リーダーシップがあって懐の深いドクターがいます。もちろんお医者さんが威張っていると言っているわけではありませんよ」などと語った。
 
唐澤総括官は厚生労働省出身。同省で政策統括官や大臣官房審議官、保険局長などの要職を務めてきた。
 
この日の講演では、「今後の地域ではかなり高度なチーム医療、チーム介護が求められますよね。バックグラウンドや法人が異なる様々な職種がどう優れたチームを作るのか、非常に大きな課題となっていきます」と解説。「顔の見える関係を築いていけば徐々につながりが深まると思います。その中ではお医者さんの役割、リーダーシップや懐の深さが非常に重要ではないでしょうか」と述べた。
 
また、これから急増する看取りなどのニーズに病床の整備だけで応えるのは難しいとして、「我々は地域包括ケアシステムしか選べない」と強調。「医療機関も介護施設・事業所も単独で成り立たせる時代は終わりました。地域包括ケアはサービスのネットワーク。急性期から在宅まで循環する仕組みの中で、自分のところがどういうネットワークに入り、どういう役割を担っていくのか、ぜひ考えて頂きたい。医療側、介護側それぞれが、お互いのことについてもっとよく知っていくことも大切です」などと呼びかけた。

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